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本書は、第二次アヘン戦争後(1860年)から日清戦争直前(1894年)にかけての清国の軍事技術政策を、特に海防策(外国からの侵略に備えた沿海防衛策)の観点から論じるものである。内憂鎮圧か、外憂への対応か、さまざまな課題に直面した清国の当事者、李鴻章の活動に焦点をあて、西洋の技術・学問の受容過程とともに、技術政策・軍事技術の変遷をたどる。
【目次】
まえがき
序 論
第1章 軍事改革と技術輸入政策(1860~1875)
はじめに
第1 節 軍事改革が行われた歴史的な背景
第2 節 清国軍隊の洋式訓練
第3 節 西洋の砲・艦の輸入と国産化政策の実行
おわりに
第2章 清国の海防戦略の転換と実行(1875~1880)
はじめに
第1 節 第一次海防討論が行われた背景
第2 節 第一次海防討論の主な内容
第3 節 李鴻章の海防戦略構想の形成
第4 節 李鴻章の海防戦略の実行
おわりに
第3 章 西洋軍事技術の移植政策(1875~1894)
はじめに
第1 節 西洋軍事技術の導入
第2 節 西洋の銃砲の国内製造
第3 節 兵器の標準化の問題
おわりに
第4章 北洋海防体制の構築(1880~1894)
はじめに
第1節 1880 年段階での清国の外交・軍事における課題
第2節 李鴻章の防衛戦略の展開
第3節 陸・海軍の建設
第4節 北洋における要塞砲台の建設
第5節 1880 年から1894 年にかけての日本の軍備
おわりに
結論/参考文献/文献一覧/索引
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