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ローマ五賢帝治下、小アジア出身のギリシア人が自らの足で訪ね歩いた名所旧跡の視察結果を報告する傍ら、それらをめぐる故事をも紹介。記録の正確さには定評があり、古代ギリシア研究のあらゆる分野で不可欠な基礎資料。全10巻が明らかに意図された順路に沿って執筆されている。本分冊には、歴史的に分かちがたく結びついたラコニア(スパルタ)とメッセニアを扱う第3─4巻を収録。(全5冊)
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