本の雑誌 440号(2020 2)

特集:「うらすじ」の謎と真実!

本の雑誌

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出版社
本の雑誌社
著者名
本の雑誌編集部
価格
734円(本体667円+税)
発行年月
2020年2月
判型
A5
ISBN
9784860115029

特集:「うらすじ」の謎と真実!

「タモリ倶楽部」でも話題になった「うらすじ」とは、文庫の表四(裏表紙)に載っているあらすじ紹介のことだが、帯のコピーと並んで担当編集者の血と汗と涙の結晶ともいえる文庫の必須アイテムである。では、この「うらすじ」にはどんな謎と真実があるのか! というわけで、本の雑誌2月号の特集は、ずばり「『うらすじ』の謎と真実!」。稀代のPOP王が独断と偏見でエライうらすじに迫る文庫本うらすじベスト10から、「おすすめ文庫王国」第一回文庫ドール受賞者が明かす正しいうらすじの書き方、そして文庫うらすじ書き比べ!まで、うらすじとはなんぞやに迫る特集なのだ!

新刊めったくたガイドは、小財満が絵画をめぐるミステリー『パリのアパルトマン』を一億人にお勧めすれば、林さかなは知らない世界の文学に分け入る傑作短篇集で幸せ。大森望が最高に笑えるロボットSFコメディの誕生を寿げば、千街晶之は山田正紀の時代小説が圧倒的に面白い!と断言。大塚真祐子が『リボンの男』でゆったり揺らぎを受け入れれば、冬木糸一は森博嗣『アンチ整理術』で思考や人間関係までばっちり整理。そして北上次郎『里奈の物語』を貫く強さがすごい!と絶賛。もう少し早く出てくれば2019年のエンターテインメント・ベスト10の上位にランクインしたのにぃ、とおじさんが地団駄踏む傑作でオリンピックイヤーを、いざ、スタートだ!

今月は「本屋大賞で買った本」で瀬尾まいこが登場。書店に行っては絵本を買うを繰り返し、負けられない戦いの果てに買った90冊とは、さあ、なにか。28ページに注目だ! さらに伝説の編集長に迫る新連載「その出版社、凶暴につき 四谷熱血『本づくり』黄金時代」がスタートすれば、ミスタージャンクション・大山顕も「マンションポエム東京論」を満を持して断続的連載開始! 黒い昼食会が新潮文庫佐伯泰英の謎に迫れば、読み物作家ガイドは加納朋子の「温かくやさしいものに満たされる10冊」で、さあ、どうだ! さらば平成、ゆく年くる年令和二年。「本の雑誌」2月号は、創刊45周年の幕開けを飾る、風神雷神とんでけ号なのだあ!

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