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鬼の若君×零落の姫
「今夜こそ本当に契るぞ」
百鬼夜行の群れの中、麗しの君に囚われて!?
「真帆が結婚してくれないなら、俺は鬼の國へ帰るしかない」
庇護者の曾祖父を喪い、つましい暮らしをしていた真帆姫は、
顔も知らぬ父の遺言だと古い邸を譲られるが、そこはもののけの出る邸だった。
思い切ってもののけと対峙を試みる真帆の前に、鬼の若君だという美しい青年、月影が現れる。
口論しつつも心を近付けていく真帆と月影。
だが真帆が東宮の妃候補として宮中に尚侍として入る話を月影は熱心に受けるよう勧めてきて!?
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