臨床心理学 115(第20巻第1号)

人はみな傷ついているートラウマケア

臨床心理学

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出版社
金剛出版
著者名
橋本和明
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2020年1月
判型
B5
ISBN
9784772417488

[特集]人はみな傷ついている―トラウマケア

1 総論
人はみな傷ついている―“悲しみ”と“哀しみ”の交錯 橋本和明
日本におけるトラウマケアの歴史と系譜 飛鳥井望
2 トラウマセオリー―概論と理論
[インタビュー]トラウマとリカバリー 宮地尚子
2つのトラウマ 松本卓也
複雑性トラウマ(Complex PTSD)―慢性反復性の外傷 田中 究
心的外傷後成長(Post-traumatic Growth : PTG)―逆境とレジリエンシー 菊池美名子
3 トラウマケア―技法と症例
トラウマ・インフォームド・ケア―傷を理解して接する 大江美佐里
トラウマフォーカスト・アプローチ―傷に相対する 亀岡智美
ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー―傷を語る 森 茂起
マインドフルネス―傷と生きる 大谷 彰
トラウマケアと支援者の傷つき―傷に憑かれる 稲本絵里
4 語られる傷・語りえぬ傷
虐待・DV 杉山 春
「気づかない男たち」―ハラスメント・スタディーズ 清田隆之
自死遺族 中森弘樹
戦争・トラウマ 中村江里
傷とアジール―ハンセン病療養所生活者の戦後史から 有薗真代
カルト・脱カルト 櫻井義秀
受刑者の痛みと応答―映画「プリズン・サークル」を通して 坂上 香

投 稿
原著論文 心理師(士)養成大学院における心理実習の教育効果―地域援助実習に焦点をあてて
宇都宮真輝・津川秀夫・藤原直子・藤吉晴美
理論・研究法論文 心理療法における概念の用い方についての一考察―Gendlinの理論の観点から
久羽 康
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第20回「子どもと大人の相互作用―その分析方法と研究課題」 長岡千賀
主題と変奏―臨床便り
第41回「人の生に寄り添う」 藤井真樹

書評
ヤーコ・セイックラほか 著『開かれた対話と未来―今この瞬間に他者を思いやる』(評者:下平美智代)
松本俊彦 編『「助けて」が言えない―SOSを出さない人に支援者は何ができるか(評者:楢原真也)
松本卓也 著『心の病気ってなんだろう?』(評者:山崎孝明)
門本 泉 著『加害者臨床を学ぶ―司法・犯罪心理学現場の実践ノート』(評者:松本佳久子)

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