羽生善治の実戦詰将棋戦術眼を極める超難問100選

羽生善治の実戦詰将棋戦術眼を極める超難問100選

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出版社
メイツユニバーサルコンテンツ
著者名
羽生善治
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2019年12月
判型
B6
ISBN
9784780422818

★ トップ棋士が贈る、ワンランクアップのバイブル。

★ 11〓15手詰を軸に、17手詰までの高レベル問題を掲載。

★ 「勝つ」戦い方が身につく課題を厳選!


◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆

一般的に詰将棋は、
実戦に則したものが好まれるようです。
いかにも実戦で現れる可能性がある局面、
例えば端っこに桂と香が配置されている初形だと、
馴染みのある景色なので、
とっつきやすいですね。
そんな初形から、実戦ではあり得ないまさかの
妙手が出現します。
その妙手を発見して解けた時に、
驚きと感動を味わえるのが詰将棋の
醍醐味のひとつなのです。

その妙手にもさまざまなものがあります。

基本的なものは捨駒です。
実戦ではもったいなくて手放せない飛車や角を、
惜し気もなく次々と捨てて詰上げるのは、
爽快そのものです。
もちろん詰将棋の場合、普通に追っては
詰まないようにこしらえてあるのですが。

将棋には、打歩詰禁止のルールがあります。
これが詰将棋をどれほど面白くしているか
計り知れません。
打歩詰を避けるために不成(成らず)という
妙手があります。
成れる所で敢えて駒の力を弱める不成で、
玉の逃げ道を増やし打歩詰を回避する訳です。

邪魔駒消去の妙手順も、
詰将棋ではよく登場します。
いかにも有力に見える駒が
実は邪魔駒というケース。
その駒が自ら消えに行ったり、
敵玉に取ってもらったりする手順は、
実戦では滅多に現れません。

いくつか例を挙げましたが、
まだまだたくさんあります。

本書には詰将棋ならではの
妙手が散りばめられています。
私が愛読する詰将棋の書籍の中でも、
相当に高いレベルの作品群です。
まずは、7手詰10問で肩慣らしをしてください。

といっても、そう簡単ではありません。
9手〓11手詰が50問。
チャレンジコーナーです。
そして13手〓17手詰40問は上級編です。
更なる戦術眼が必要になります。

難問詰将棋を解いて、読みの力を養ってください。
そうすれば、実戦の棋力も
向上するに違いありません。

棋士 羽生 善治

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