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哀しみ上の底深い交響
彼女は、心、意識が立っている人である。なかには、寝ている人も、座している人も、歩いている人もいるが、心、意識の立った人は、追及する意思が明瞭で、それぞれの対象に対する感動をとことん造型する。その感動の質が別物であって、かつそれぞれに印象的である。それが響きを複雑にし、協奏させ、交響詩とするのである。
言い難い哀しみとは違って、その哀しみを背景として「凍る花火」のように明解で際立った詩とする。それらの感動は、どこかでつながっているから交響するが、その中心にあるのがいのちであろう。(草壁焔太跋文より)
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