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京急の「戦前の名車」として名高い230形は、1930年に京急電鉄の前身のひとつである湘南電鉄が黄金町~浦賀間、金沢八景~湘南逗子間を新規開業させた際に用意されたデ1形25輌がそのルーツで、同型車が京浜電鉄を含め計55輌、それとは別に支線用の3扉車デ101形が8輌登場した。窓の大きな半鋼製車で、東京地下鉄道への乗り入れも考慮された車体規格とされた。戦時の1943年に湘南電鉄は京浜電鉄とともに東京急行電鉄に合併され、2扉車はデハ5230形、3扉車はデハ5170形と改番された。うち11輌が戦災で焼失、復旧された車輌には連合国軍専用とされたものもあった。
本書ではデハ230形および同系のサハ280形について、その半世紀に及ぶ歩みを上/中/下3巻に分けて年代を追って紹介する。上巻では登場から戦後復興期までを紹介する。
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