取り寄せ不可
アパートメントの前でセーラが横暴な婚約者に別れを切りだした。
とたん、激昂した彼に乱暴されそうになり、部屋へ逃げ込むと、
そこにはカウチに優雅に寝そべる、見知らぬ男性ベンがいた……。
ベンは同居する友人の兄で、アパートメントの持ち主だという。
大富豪のベンは、婚約者から救ってくれたばかりか、
なぜかその日のうちに、セーラに結婚を申し込んできた。
しかも官能的に微笑みながら。逞しい肉体で彼女を抱擁して。
真意のわからない、だがハンサムなベンに翻弄されて、
セーラは喘ぎながら「だめ」と、彼の熱い腕を振り払った。
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