◆人生の最終段階を支えるあなたへ贈るエール!◆
在宅での看取りを支えるためにケアマネジャーのかかわりが重要ですが、
死を前にした人を支える相談支援は苦しみを伴います。
本書はこれまで多くの方の在宅死を支えた小澤医師が、
ケアマネジャーにできる看取りの支援の在り方を温かいまなざしで解説。
あなたの苦しみに寄り添う一冊です。
■看取りを前に私たちはあまりに無力……
本書は、看取りを前にしたケアマネジャーの無力感を和らげ、
私たちも「そこに居ていいんだ」という自信を持ってもらうために、
援助的コミュニケーションの育て方をじっくりと解説しています。
なぜなら、援助的コミュニケーションを身につけることこそが、
死を前に苦しむ人に向き合うための折れない心を育んでくれるからです。
■すべての援助職に届けたい視点
本書で解説する切り口はケアマネジャーの視点を通していますが、
その視点は、すべての援助職に求められる視点です。
直接援助ではない相談援助の専門職として、
ただ聴くことしかできないケアマネジャー。
けれども、死を前に苦しむ人がもっとも必要とするのは、
その苦しみを受け止め、理解してくれる存在なのです。
だからこそ、ただ「聴く」という能力を磨き続ける
ケアマネジャーのまなざしは、看取りにかかわる
すべての援助職に持ってほしいものなのです。
在宅ホスピス医・小澤医師が、人生の最終段階を支えるあなたへ贈るエール!
【主な目次】
序 章 看取りにかかわるケアマネジャーの苦悩
第1章 改めてケアマネジャーの仕事を考える
第2章 ケアマネジャーとして考えたい対人援助の基本
―苦しむ人への援助と5つの課題
第3章 ケアマネジャーだからこそできる支援
第4章 Q&A こんな時、どうする?
第5章 人生の最終段階を支えるあなたへ
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