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発達障害は人類本来のヴァリエーションである。歴史に大きな業績を残した偉人のエピソードをもとに,進化心理学・神経科学の知見をふまえ,様々な障害が強みに働いた過程を考察。障害のもつ特色を見出し均質化した現代人の生のあり方に「ふくらみ」を取り戻すことを試みる。好評書を全体的に見直し新たに三章分を加筆した。
【主な目次】
序章 人は皆、障害を持ったサルである
第1章 洞窟壁画の無名の画家たち
第2章 うわの空のエジソン
第3章 無筆の勝負師 坂田三吉
第4章 癇癪持ちのアインシュタイン
第5章 外国語のできないレオナルド
第6章 古典嫌いのアンデルセン
第7章 付き合いべたなベル
第8章 落ち着きのないディズニー
第9章 遊芸人としてのモーツァルト
第10章 発達障害はなぜ進化したか
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