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おまえはやはり美味いな。この身も……放つ気も、極上だ。
黒獅子の魔物である昊獅とセックスで精気を与える契約をしている惣兵だったが、ある日、今の関係に違和感を覚え始めて……?
「……契約だ。精気を寄越せ」式鬼を使役する惣兵は「呪」として返ってくるものを黒獅子の魔物である昊獅に喰ってもらっている。
その対価として惣兵は昊獅とセックスすることで精気を与える。
契約によってバランスが取れた心地よさに馴染んでいたある日、惣兵は骨董商を営む祖父の代理で訪れた博物館で、昊獅の前世での妻が剥製になっているのを見てしまう。
その日以来、ずっと惣兵の胸はモヤモヤしっぱなし。
惣兵の容姿も身体の味もことあるごとに昊獅は褒めてくるが、気持ちよさでは流せない何かに焦燥感が募って――!?
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