社会的学習理論の新展開

社会的学習理論の新展開

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出版社
金子書房
著者名
祐宗省三 , 原野広太郎 , 柏木惠子 , 春木豊
価格
3,960円(本体3,600円+税)
発行年月
2019年12月
判型
A5
ISBN
9784760826759

アルバート・バンデューラ博士は、1974年にアメリカ心理学会の会長を務め、1980年にはアメリカ西部心理学会の会長にも就任した。1980年には、彼の心理学における業績に対して、アメリカ心理学会貢献賞が与えられた。
彼の学術上の業績はなんといっても、自ら〝モデリング″と名づけたテーマに関する精力的な基礎研究とその応用であろう。モデリングの概念は、今や心理学の各分野に浸透し、鍵概念となっている。また行動療法においては、モデリング療法という技法ともなっている。
モデリングを中心にした彼の理論は、社会的学習理論と名づけられているが、その内容は現在幅広いものに変わってきている。〝自己効力″〝相互決定主義″〝偶然のエンカウンター″などという概念が次々に提唱されてきた。
これらの知識を公開すべく、1982年に来日し、各地で講演会が開催された。この講演の内容を中心にまとめて出版された『社会的学習理論の新展開』の新装復刊版。社会的学習理論を理解するための入門書であると同時に、社会的学習理論の展望と行方を知るための手引書であるといえる。

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