食と農の羅針盤のあり方を問うー食料・農業・農村基本計画に寄せてー
出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
2020年は食料・農業・農村基本計画策定の年である。従来は計画策定の前年1月頃に審議会(企画部会)に諮問され、おおむね秋頃までにこれまでの施策および新たな施策の検討が行われた後、食料自給率目標を含む新たな計画指標の確定と答申案が3月に決定されるという手順を踏んできた。
しかし、本年報の企画会議を開催した2019年5月時点では、今回は企画部会による聞き取りが続いているだけで、具体的な作業に入るのは相当遅れることが予想された。その結果、時間をかけた検討を期待することはできず、また、その検討の場に提案される意見も非常に限られたものとなってしまうことが懸念されていた。
そこで今回の日本農業年報では『食と農の羅針盤のあり方を問う』と題し、主として食料安全保障を切り口に専門家の論稿を収録する(第Ⅰ部)だけでなく、食料・農業・農村政策に関連するステークホルダーの方々から基本計画に対する意見や要望を幅広く収集し、発信を図る(第Ⅱ部)ことにした次第である。(「はしがき」より)
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。