バンコクドリーム

バンコクドリーム

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出版社
イースト・プレス
著者名
室橋裕和
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2019年12月
判型
B6
ISBN
9784781618463

エロからテロまで!
バンコクに編集部を置き、「日本の恥!」と駐妻たちに目の敵にされた伝説の雑誌「Gダイアリー」。
その編集部員が綴るウソのような舞台裏。あの熱量はなんだったのか?



男たちの夢を偏執的に詰め込んだ夢の雑誌。
俺も「Gダイの編集部で働きてえな」と思っていた読者でした。
丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)


Gダイアリーは天使の顔をした怪物だった。誰の手にも負えなかった。
日本に負けた男たちがつくりあげた桃源郷──その蠱惑(こわく)な空間が本書で蘇る。
下川裕治(旅行作家)

エロ、旅、冒険、エロ、エロ、グルメ、エロ、比較文化、エロ、戦争、クーデター、エロ、そして青春…。
本書はアジアで最もお下劣にして純情な魂の記録である。
高野秀行(ノンフィクション作家)

(もくじ)

第1章 GダイのGは「ジェントルマン」のG!?
第2章 僕のドリームはバンコクにある、はず
第3章 Gダイはエロ本か旅雑誌か
第4章 タイの政変に翻弄される
第5章 Gダイに集う奇人たち 
第6章 Gダイ絶頂! アジアの伝説となる
第7章 バンコクのいちばん長い日
第8章 さらばGダイ、さらばバンコク


「読者の声は天の声」(第3号の読者ページより)
●うちの夫の話を聞いてください。夫は先月のソンクラーンの間、仕事だと偽り、ある日本人クラブのちいママと2人でシンガポールに2泊3日の旅行へ行ってたのです。そのちいママが勤めていたクラブは創刊号のG-Diaryの広告に掲載されていたお店です。夫とそのちいママ出会いのきっかけをつくったのがこの雑誌なのです(浮気がばれた後、夫からその話を聞き出しました)。憎きG-Diary。わたしは今、帰国を考えています。(32才主婦・N子・在タイ歴1年半)

●料金表違ってるゾ どうしてくれるんだ!!(36才・会社社長)

●タニヤの「S」でハマっちゃいました。僕奥さんいるのにどうしよう。(42才男・商社)

●タイ女性蔑視の下品な雑誌だ!! 気分が悪くなる。(27才男・NGO)

●アジアで働く日本女性で紹介されていた大友敬子さんに一目惚れしちゃいました。お願いですから、紹介してください。(30才・時計屋)

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