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戦後昭和はどのように始まったか。心の襞に沁み込んでいる懐かしき人々「その人々とのちょっとした言動、表情などを文学にしておきたい」
今年(2019年)6月12日に急逝した著者の遺稿作品です。伝説の編集者として知る人ぞ知る存在で、「日本読書新聞」の発行人を経て1970~1984年に「伝統と現代」を発行します。鹿児島七高から東大そして応召・復員を体験した著者は、昭和戦後の在り方を厳しく問い続けました。交遊人脈は広く、四元義隆、竹内好、柳田國男、橋川文三、谷川雁、山口昌男など戦後の言論界をリードした面々の思想を紙誌面に刻ませた功績は大きい。本書は彼らとの同時代史としてかなり貴重な記録と言えます。限定300部
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