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人生100年時代になりそうだと言われはじめました。
私が子供時代は、人生は50年と知らされていました。驚きの大変化です。
私は60歳で定年をむかえてから、すでに23年になります。
この間、私自身が自分の定年人生をどう考え、どのように生きてきたか、自分なりの生きざまを、本書でまとめようと考えました。
いわば定年に対する自分なりの発想と生き方を、自分なりにまとめたものです。
振り返ってみると、多くの反省と思いちがいもあることでしょう。それでも、事実をみつめなおすのも意義があることだと思います。
定年後人生は、ありがたい人生の一つの黄金の時期です。せっかくの定年後人生を退屈で無意味にしたくはありません。感謝してこの盛春黄金期を光り輝かせたいものです。
人生を大きく分けて三つの期間があるように私は思います。
第一期 誕生から社会人になるまでの間に、人間として生きる基礎を形成する時期です。体力、学力、常識力などの基本を習得します。
第二期 社会人として活躍し社会の発展に貢献します。この間に家庭人として、家族生活を守り、子育てもする等の時期です。
第三期 社会人として一応の現役生活を終えて、長年にわたりお世話になり支援を受けた社会に恩返しを心して生活する時期です。
多くの人間のなかには、残念ながら、第三期をむかえられなかった方もおられます。
第一期中に病気、事故などにより他界された方も現実におられます。私自身も子供の頃に病弱のために死線をさまよったつらい経験があります。
第二期も思うように念ずるようにすごせなかった方もおられます。本人自身は努力されたのですが念願が実現されなかったケースもあるのです。
幸せなことに、現在、第三期の生活をおくられている方は感謝すべきです。百パーセント実現できる第三期の定年後人生ではないのです。
このありがたい、定年後人生を退屈な生活を続けたり、無気力な時間を積み重ねたりして、長年すごしては、定年後人生がおくれなかった人達に申し訳ありません。
本書を手にとって、目をとおして下さった読者の方が、自分の定年後人生のあり方を考えていただくうえで、多少なりとも参考にしていただければ、著者としてうれしく思います。 合掌
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