1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
本書は、ドビュッシー『前奏曲集』において多くの人が難しさを感じるであろう箇所を、どのように解決していくかに目を向けた内容。まず冒頭で、理想とする音楽を実現するために必要となるテクニックの基礎がまとめて紹介されている。この「練習のアイディア」の章は、他作品にも応用できるものばかりで、本編でも度々登場する。全24曲をひとつずつ解説していく本編では、「なぜ、そう解釈したのか」「その方法を採用した理由は何か」等も明確に述べられていて、読み進めていくと、今回の本のテーマである「練習」の本来あるべき姿が見えてくる。「練習」とは、それを繰り返すことによって知識と教養が深まり、自身の個性を目覚めさせていくものであるべき……。
ドビュッシー『前奏曲集』への理解を深めたい人はもちろんのこと、日々の練習の質を高めたいと願う人たちに、多くの貴重な“ヒント”を提供してくれる1冊。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。