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「慰安婦」や徴用工の問題をめぐり危機的な状況が続く日韓関係。その出発点である1910年の韓国併合の合法性、有効性については、いまだに両政府の認識に大きな隔たりがあり、対話を阻害する大きな要因になっている。今まで知られていなかった併合実行の過程を詳細に検証し、日本政府の主張が誤謬であることを明らかにする。
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