不穏な眠り

文春文庫

不穏な眠り

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出版社
文藝春秋
著者名
若竹七海
価格
715円(本体650円+税)
発行年月
2019年12月
判型
文庫
ISBN
9784167913984

仕事はできるが不運すぎる女探偵・葉村晶。

吉祥寺のミステリ専門書店でアルバイトとして働きながら、〈白熊探偵社〉の調査員として働いている。

「さよならの手口」(2014年4位)「静かな炎天」(2016年2位)、「錆びた滑車」(2019年3位)と「このミス」上位常連の人気ミステリシリーズ、文庫オリジナルの最新刊。



「水沫(みなわ)隠れの日々」

終活で蔵書の処分を頼んできた藤本サツキのもう一つの依頼は、死んだ親友の娘・田上遥香を刑務所から自分のところに連れてきてほしいということだった。刑務所からサツキの元に向かう道で、遥香は車に乗った男たちに拉致されてしまう。



「新春のラビリンス」(「呪いのC」改題)

大晦日の夜、葉村は解体直前の〈呪いの幽霊ビル〉の警備をすることになった。ヒーターが壊れ、寒さの中一夜を明かした葉村は、女性事務員の公原から連絡が取れない男友達の行方を調べてほしいと頼まれる。



「逃げだした時刻表」

葉村の働くミステリ専門店でGWに〈鉄道ミステリフェア〉を開催することになった。展示の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。本の行方を追ううちに、互いを出し抜こうとするコレクター同士のトラブルや、過去の因縁まで絡んできて思わぬ展開に……。



「不穏な眠り」

亡くなった従妹から引き継いだ家にいつのまにか居座り、そこで死んでしまった宏香という女の知人を捜してほしいという依頼を受けた葉村。宏香を連れ込んだ今井という男の家を訪ねたところ、今井の妻に危うく殺されかける。今井は宏香の死後、家出していた。



解説・辻真先



TVドラマ化決定!

ドラマ10「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」

主演シシド・カフカ 間宮祥太朗 池田成志 津田寛治 中村梅雀

2020年1月24日(金)スタート予定(連続7回)

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