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エノケン・ロッパ・金語楼からサンドウィッチマン、ナイツまで!
放送作家の高田文夫が文を書き、イラストレーターの峰岸達が絵を描き、リスペクトする“笑いの芸人”31人(組)を紹介。
二人の貴重な「体験的記憶」のエピソード満載。笑いの歴史、笑いの今がわかる一冊。
【 高田文夫「まえがき」より 】
極上の一冊ができたと思う。私の大好きな“笑芸”の人達が次から次。お笑い道楽にとってはたまらない一冊である。
ことの発端はこうである。イラスト界では超有名で、少し偉い峰岸達画伯から声を掛けられた。
「私と一緒に本を作りませんか? 画文集という形で私が画、高田さんが文を書くのです。ただひたすら大好きな芸人・喜劇人(コメディアン)を描いて書くのです」
評論集でも喜劇史でもなく、ただ愛すべき笑芸人達のことをかく、それだけが決まりです。
◆ 著者について
高田 文夫(たかだ・ふみお)
1948(昭和23)年、東京都渋谷区生まれ。小学生のときにテレビで「作・青島幸男」のクレジットを見て放送作家を将来の職業に決める。
日本大学藝術学部放送学科を卒業し、放送作家の塚田茂に弟子入り。1973 年「ひらけ! ポンキッキ」で放送作家デビュー。
「スターどっきり(秘)報告」「三波伸介の凸凹大学校」「らくごin 六本木」「オレたちひょうきん族」など数多くのヒット番組にたずさわり、1981年に始まったラジオ「ビートたけしのオールナイトニッポン」は、あまたのチルドレンを生む。
80年代前半に放送作家ブームを起こし、景山民夫とのコンビでラジオ「民夫くんと文夫くん」を担当。
1983年に落語立川流B コースに入門、紀伊國屋ホールでの独演会は毎回超満員。1988年に立川藤志楼として真打昇進。
1989年から始まったラジオ「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は2019年に30 周年を迎えた長寿番組となり人気を博している。
峰岸 達(みねぎし・とおる)
1944(昭和19)年、群馬県高崎市生まれ。青山学院大学中退、セツ・モードセミナー卒業。
1960年代後期から「平凡パンチ」「MEN’S CLUB」など主に若者向け雑誌のイラストレーションを手がける。
1970年代中頃、方向性に迷いが生じ、仕事が激減。試行錯誤の末、昭和レトロを表現する事に活路を見つけ、1979年、描きためた作品を「話の特集」(AD・和田誠)に持ち込み、グラビアに掲載される。
それ以後、本の装画、小説の挿絵等様々な仕事を多数手がける。
1988年、東京イラストレーターズ・ソサエティの設立に参加。長く理事、公募審査員、展覧会委員長等を務めるが、2017年、退会。
1994年、講談社出版文化賞さしえ賞を受賞。
2005年以降、私塾「MJイラストレーションズ」を主宰し、多くの若手イラストレーターを育成。
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