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シリーズ売上累計約300万部の『ダーリンは外国人』など数多くのヒット作を打ち出した松田紀子氏は、畑違いの"よそ者"ながら老舗雑誌「レタスクラブ」編集長に。
低迷していた部数をV字回復させ完売号を連発、出版業界における異例の快進撃と復活劇の立役者となった。
出版不況が長引く中、ヒット作を生み出し、雑誌を立て直す突破力を巻き起こした仕掛けとは。
また、試行錯誤を重ねながらも仕事への熱量を失わず、松田氏がヒットメーカーであり続けられるのはなぜか。
洞察力、企画力、ビジュアル構築力、チームマネジメント力……書籍や雑誌をヒットに導く「編集力」には、全業種に通じる仕事の極意が詰まっていると実感した松田氏。
「スッキリ」(日本テレビ)コメンテーターとしても活躍中の敏腕編集者のビジネススキルを大公開!
本書目次
第1章 ヒット連発を生む編集力は、すべてに通ず
・『レタスクラブ』復活劇は、素人視点から始まった
・結果につながった3つの改革
・〓資料禁止!思いつき上等!誰もが素直に本音を言える「会議改革」〓
会議改革その1「企画書持参を禁ずる」
会議改革その2「パソコン持ち込み不可」
会議改革その3「即検索、即アポ入れ」
会議改革その4「『知らない』『わからない』大歓迎!」
会議改革その5「担当外のアイディアも全員出す」
・〓考えない、悩まない!
今の時代に合った方角へと舵を切った「誌面改革」〓
誌面改革その1「ラク&効率を重視した特集へ、路線変更」
誌面改革その2「レシピや用語を、今風にわかりやすく!」
誌面改革その3「多数のアンケートよりも、少人数の生の声を深掘り」
誌面改革その4「クライアントも大喜び! コミックエッセイ広告」
誌面改革その5「脱・優等生。離婚、ママ友、セックスレス……主婦の闇にも迫る」
・〓自己肯定感を高めて、変わることを共に楽しむ!「チーム改革」〓
チーム改革その1「全員の参加意欲を刺激する」
チーム改革その2「目標を合わせ、責任は引き受ける」
チーム改革その3「キャラクターのバランスをとる」
チーム改革その4「ゲラは真っ赤にしない」
チーム改革その5「他部署と仲良く連携する」
・ヒット累計約470万部! コミックエッセイの編集力
・書籍のつくりかたには主に3パターンある
[書籍のつくりかた パターン1] テーマ先行型
[書籍のつくりかた パターン2] 著者先行型
[書籍のつくりかた パターン3] 育成型
・テーマの出発点は「自分の中のうっすらとした疑問」
・ヒット作の共通点はカバーがスラスラ書けること
・詰め込みは禁物!「生き血を抜く」ようにつくれ
・作家との付き合い方、信頼関係の築き方。
・息の長い作家に共通する「ヒデちゃん力」
・編集担当変更のメリット
他、全3章で構成。
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