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大好評のロングセラー「FXチャート分析の基本」に続く第2弾!
「相場の壁とレンジ」を使ってチャート分析の確率を高め、利幅を広げて着実に利益を上げるテクニックを紹介。デイトレやスイングトレードにも応用できます。
相場の壁とは、「買い手と売り手の力関係が均衡して、一時的に値動きが止まった状態のことで、高値(天井)や安値(底)がこれに当たります。1ドル=110円といったキリの良い数字が「見えない強力な壁」になっていることもあります。
相場には大小無数の「壁」があり、この壁で値動きが止まったり、反転したり、壁を突破すると加速したりします。壁と壁の間は値動きが不規則な「レンジ」となります。こうした相場のしくみを知っていると、どこがねらい目の取引タイミングなのか、どこは手控えるべきなのかが見えてきます。
相場は値動きを抑えている壁を超えない限り、本格的には動きません。相場の均衡が崩れ、壁を超えて動き出すタイミングを見つけることが、FXで効率よく稼ぐポイントです。
トレンドや相場の壁の強さは、15分足⇒1時間足⇒日足というように、長い時間軸ほど強くなります。壁際で止まる動きは、長い時間軸の壁に近づいたときに起こりやすく、これに注意するには複数時間軸の視点が欠かせません。
マルチタイム分析の方法には、複数の時間軸チャートを見ていく方法と、テクニカル指標のパラメータを工夫して、例えば1時間足チャートに、1時間足・4時間足・日足の3本の21SMAを表示させるといった方法もあります。これらを使いこなすことで、今度は厚い壁を利用して反転を狙った逆張りもできるのです。
また、テクニカル指標は大まかなトレンド方向を示すもので、単体で取引タイミングを計ろうとするとダマシに遭います。チャート分析の基本はあくまで「ダウ理論」で、テクニカル指標はそれを補強するために使用します。
チャート分析では、レンジの上限や下限のブレイクでエントリーします。しかしマルチタイム分析とテクニカル指標を併用すると、レンジブレイクを待たずにエントリーし、レンジ内の利幅も含め大きく狙えるようになります。
相場には、よく出現する値動きのパターンがあります。トレンドの転換と天底のでき方、急騰・急落後の値幅調整や時間調整といったパターンを知っておくことで、トラップに引っかかることなく、その動きを利用して利幅を拡大することができます。
以上のように、ダウ理論の弱点を補強すると、より効率的で確率の高い取引が可能になり、継続して収益を上げられるようになります。本書はこれらの方法について、2019年の相場でくわしく実例解説します!
チャート分析の確率を高めたい方、もっと効率よく利益を上げたい方におすすめです。
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