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「蜜柑の実の黄色く映える季節になると、いつも想う家がある。蜜柑の大粒の実と常緑の葉に彩られたその家に一人の詩人が住んでいた。蜜柑の家の詩人、私はその人をそう呼んでいる。その詩人の名前は茨木のり子。詩人は、その頃生涯ただ一人の愛する伴侶を喪って悲しみの淵に陥っていた。そして失意の底から立ち上がろうと朝鮮語学習に打ち込みはじめていた。」――晩年の詩人に寄り添いながら詩との対話を通して詩を読み解き、詩人の声と姿を伝えるユニークな茨木のり子論
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