こころの発達と精神分析

こころの発達と精神分析

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出版社
金剛出版
著者名
木部則雄
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2019年11月
判型
A5
ISBN
9784772417303

モーリス・センダック三部作から、宮崎駿「千と千尋の神隠し」、村上春樹『海辺のカフカ』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、そしてルネ・マグリットとヘンリー・ダーガーの世界へ――幼児期から思春期を経て大人に至る、長き心的発達過程を素描する。
フロイトとエディプス・コンプレックス、アンナ・フロイトとメラニー・クラインの「論争」、母子関係と発達理論、不安と妄想分裂ポジション、現実を知ることと抑うつポジション、二つのポジションと対象喪失――フロイトから分岐したクライン派理論の「種子」を芸術作品という「鉱脈」のなかに発掘する。幼児から思春期を経て大人に至る長き心的発達を素描した、比類なき精神分析入門。

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