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◆自由からの解放
「らしさ」から自由になれる、その日まで。
この本が時代遅れだと笑われるくらいに、一人一人が縛られず、自分らしく生きられる世の中になるといい。 (あとがき)
◆目次
少女/乳房/姉妹/ファッション/仕事/髪/結婚/化粧/老い/友/キャラクター/妻/雛/水着/母/正月/名前/産む/言葉/家事/肉体/育児/恋愛/遊び/女
女が詠んだ俳句ではなく、女を詠んだ俳句たち。「女」が時代によってどう詠まれたか、あるいは男によって女によって「女」はどう詠まれたか、「女」の栄光と悲惨まで、さまざまな女が登場する。「女」であることの自由さと不自由さ、社会通念のなかに押し込まれてあえぐ女、そんなものを蹴飛ばしてみせる女だっている。本著をとおして人間はいかに「女らしさ」「男らしさ」という概念にがんじがらめになっているか、そんな意識を浮き彫りにする。「らしさ」からの自由を手にいれて俳句をもう一度読み直して行こう!
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