取り寄せ不可
ジェンマは幼い息子が入院する病院で、テイトに再会した。
2年前、パーティで出会った、男らしい魅力あふれる億万長者のテイト。
お互い一目惚れだったけれど、夢のような日々は長くは続かなかった。
わずか数週間後、ジェンマは身に覚えのない浮気を責められて、
ペントハウスを追い出され、熱烈な恋は無残に砕け散ったのだった。
その後妊娠に気づいたジェンマは、ひとりで赤ん坊を産んだ。
自分の子だと知ったら、親権を奪われてしまうかも……。
慌てて立ち去ろうとする彼女の動揺を、テイトは見逃さなかった。
「この子の父親は、ぼくだな?」赤ん坊をひと目見るなりそう言うと、
彼は、親権を奪うよりひどい提案をした。
なんとテイトはジェンマに「きみへの不信感は消えないが、息子のために結婚する」と言い放ったのでした。彼は自分の両親にもそう伝えたため、ジェンマのつらい新婚生活が始まります。誤解が解け、二人が再び愛を確かめられるまでの軌跡を丁寧に綴ります。
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