1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
川上不白の茶会記は、現在のところ二十三点の存在が知られており、それらに収録された茶会の総数は二千会を超える。重複等を除くと、実質的には千五百会ほどとなるが、十六世紀に茶会記が記録されるようになって以来、個人の茶会記としてはもっとも多い。また、六十五年の長きにわたり茶会記が遺されており、この点でも不白は希有な茶人と言えよう。上方や江戸における十八世紀後半の茶の湯の様相を知る手がかりを与えてくれるきわめて貴重な史料である。厳密な校訂を施し、事項注、人名注を添えた。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。