経済学論攷
日本の経済学の黎明期、「社会厚生のために一身を捧げた一大学者にして一大運動家」であった福田徳三の先駆的業績を新編集により蘇らせた現代版。全巻に通底する「厚生の理論・歴史・政策」は、経済学のまさに学問的源流となった。第9巻:福田は、極窮状態の人の生存権は、国家と時代を超えた普遍的権利であると「極窮権論」を説く。その見事な先駆性が今蘇る。
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