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フランスの服飾文化史を繙くことにより、当時の人々の生活空間、社会環境、感情生活を描く。絵画・展覧会等のアート、雑誌・広告等のメディア、文学・芝居・映画・オペラ等のフィクションといったテーマごとに読み解いていく。恋人になぜリボンをプレゼント? マリー・アントワネットブームの背景とは? モード雑誌と礼儀の関係とは? シンデレラが落としたのは本当にガラスの靴なのか? 服飾学の多彩な魅力に出会える書。
【主要目次】
第Ⅰ部 服飾学のために
第1章 服飾学の意義:芸術や文学の作品理解のために
第2章 モードの意味
Ⅱ部 アート
第3章 雅宴画のリボン
第4章 印象派の絵画とモード
第5章 ルノワールの舞踏会
第6章 ネオ・ロココのモード:アントワーヌ・ヴァトーを中心に
第7章 展覧会から生まれたマリー・アントワネット好み
第Ⅲ部 メディア
第8章 モード雑誌と礼儀作法書
第9章 モードになった花嫁衣装
第10章 モードになった喪服
第11章 モード雑誌と広告
第Ⅳ部 フィクション:文学、芝居、映画、オペラ・・・
第12章 『シンデレラ』のガラスの靴
第13章 『フィガロの結婚』から生まれたモード
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