ペニキース島―かつてハンセン病患者の療養所があった島。
わたしが生まれたところかもしれない島。
生まれてすぐに海へ流された少女、クロウ。
ペニキース島で燃える火を見つけた、十二歳のその日、自分がどこから来たのか、なぜ流されたのか、突きとめるときがきたのだと決心した。
母親から残された謎の手紙と、ルビーの指輪の意味は、両親は、兄は、そして自分はだれなのか、手がかりをもとめて、クロウは海を越える。
たとえそれが、どんなにつらいことだとしても、知らずにはいられなかった……
『その年、わたしは嘘をおぼえた』の著者がおくる、せつなく、勇敢な、“ 自分さがし” の冒険ストーリー。2018年スコット・オデール賞受賞作。
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