近代中国の食糧事情

金沢大学人間社会研究叢書

近代中国の食糧事情

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出版社
丸善出版
著者名
弁納才一
価格
7,150円(本体6,500円+税)
発行年月
2019年10月
判型
A5
ISBN
9784621304426

近代中国農村は非常に貧しく、農村の経済も全体として遅れていたと見なされてきた。だが、実際には近代中国の農村では脱農化・手工業化が進行。遠方からの穀物の移入が当たり前のように行われ、すでに農業国とは言えない状況にあった。そこに起こった日中戦争は、この国の食糧事情をどのように乱し、変えていったのか。本書では中華民国期の食糧の生産・流通・消費に膨大な統計・資料から迫り、近代中国農村経済史の全体像構築を図る。

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