通夜女

通夜女

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出版社
徳間書店
著者名
大山淳子
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2019年10月
判型
四六判
ISBN
9784198649500

小夜子24歳。
無職。
趣味は通夜へ行くこと。

葬儀場で人生が変わる!

◆通夜女3カ条◆
・通夜の空間を演出し、遺族を慰める。
・焼香を済ませ、
 通夜ぶるまいを食べたらそっと消える。
・通夜女が現れると葬儀社が儲かるらしい。

就職活動に失敗し、心がぽっきり折れた小夜子は、
ふらりと通夜に立ち寄る。
会場には香の匂いとお経、木魚のリズム、
そしてすすり泣く声が――。
そこには奇妙な老婆がいた。
通夜を渡り歩き、遺族を慰める「通夜女(つやめ)」
だと彼女は名乗る。
さまざまな葬儀を通夜女と訪れるうちに、
小夜子の心に変化が訪れる。

【目次】
香とイクラ
ならず者
矢印に導かれて
五千円
ほくろの婆さん
骨壺プリン
通夜レディ
なま土下座
ポケットティッシュ
太陽
ごめんで済むなら
卒業
六年後

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