中国でいま何が起きているのか

中国でいま何が起きているのか

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出版社
徳間書店
著者名
邱海涛
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2019年10月
判型
B6
ISBN
9784198649333

米中貿易戦争で中国の国内経済は大きく変化し、中国企業にも深刻な影響が出始めている。物価は急上昇、企業倒産が激増し、自己破産の制度がない中国では、ローン返済不能となり夜逃げが頻発。農民工はあぶれ、社会不安が高まっている。最新&驚愕の中国事情を現地からレポート!

序 章 米中衝突で大激動する中国の実情

・「為替操作国」認定で中国に何が起こるか
・繰り返される休戦と開戦への警戒感
・中国が発表した新たな反米宣言「新九評」
・厳しい対中金融制裁が発動する可能性
・外国人裁判官が主導権を握る香港
・香港暴動の真の原因と今後の行方 ほか

第1章 米中新冷戦の正体と行方

・中国国内では報じられないペンスの対中攻撃発言
・頓挫した「新型大国関係」
・「中国製造2025」はアメリカの眼中之釘
・中国は5G優位でもチップ製造の次元が低い
・質が低いままの中国製造業
・アメリカは中国の崩壊を望んでいない ほか

第2章 激変した中国経済のリアル

・中央政府「生活が苦しくなる」と警告
・財政難でインフラ投資が中断
・30年間で制御不能になった中国経済
・5000万人失業予測とリストラの嵐
・「環境保全」「長江経済帯」で失業者が続出
・チャイナショックに巻き込まれる日本企業 ほか

第3章 積年の矛盾が噴き出す国内問題

・中国の消費者はますます金を使わなくなっている
・外国人への納税義務も開始
・所得税を払っているのは14人に1人以下
・自己破産法がない中国で起こるカタストロフ
・返済能力の限界へ到達しつつある中国の家計
・住宅をもたない者の就職は厳しい
・中国医療保険制度の重大な欠陥 ほか

第4章 混沌とする中国社会と若者たち

・日本を席巻する中国産「TikTok」
・中国政府も「抖音」参与へ
・いいことはすべて「正能量」
・子供の誘拐事件が多発
・壮烈なる母の敵討ち事件
・BL官能小説で10年以上の実刑を受ける
・環境改善策が環境汚染を招く矛盾 ほか

第5章 過酷な農村の現実

・豚肉の値上がりでアメリカ大豆の輸入再開
・「族法」が支配する農村部
・農村にはびこる汚職の手口
・法治国家には「中国模式」が似合わない
・深刻な農民工への賃金未払い問題
・「メンツ工程」を放置する政府の責任 ほか

第6章 急変する対日感情と日中関係の今後

・反日から反米への切り替えが進む中国
・これまでの対日政策を反省しはじめた中国
・中国が警戒する米欧日3カ国FTA
・日本は「一帯一路」に参加するか
・アメリカの新法が日本の対中ビジネスを潰す
・「永遠の隣国」日中関係の行方 ほか

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