いじめ、いのちを考える授業プランと教材集
日常的に強いいだだちを抱えるようになった現代社会の中で、子どもの世界でも同様なことが起きています。差別、偏見、いじめ、暴力、虐待、自死(自殺)などがあふれる厳しい日常が、子どもたちを取り巻いています。そこには、他者を理解しようとする意識が薄い、相手を柔らかく受け止めることができない子どもたちの姿があります。
学校教育では今、児童生徒一人ひとりが命の大切さを考え、クラスメート同士で互いを尊重し合う人間関係づくり・学級づくりが求められています。
本書では、人間関係を基本に、いのちやいじめを子どもと一緒に考えていくために必要な授業実践プランを多数紹介しています。多様な授業プランを使った活動を通して、互いの人間関係が深まることをねらいとした教材集です。小学校低学年から中学校まで、幅広い学年の授業に対応しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
学校の中での様々な問題や事件の多くが、人間関係のトラブルが原因となって発生しています。相手を思いやり、自分を大切にする強い意志をもった子どもを育て、豊かな関係性をもった学級づくりをしていくことが、教師に求められています。道徳の授業の副教材としてご活用ください。
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