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中国仏教の巨星へのアプローチ
律師や仏教史家・護法家など多様な顔をもち、東アジア仏教に多大な影響を与えた南山道宣。
彼が遺した多種多様な著作は、東アジア仏教研究の諸方面において多用されている。しかし、分野によってその利用は限定的となり、その総体を論じるものは皆無に等しい。
道宣自身に関する研究も、その存在の大きさに比してわずかであり、まとまった成果としては藤善眞澄『道宣伝の研究』(京都大学学術刊行会、2002年)が数えられる程度で、それ以降ほとんど著わされていないのが現状である。
このような状況に鑑み、本書では道宣が著わした戒律関係、経典目録、史伝関係、護法・三教論争関係のおよそ21篇の著作について、彼自らが書いた「序」を主な対象とし、釈文・訓読・訳文・語註を施す。
この作業を通して道宣の全体像を把握することを目指す。
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