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仏が奏で、神が舞う!
1400年にわたり神仏のせめぎあいのなかで、王権を支える儀礼式楽として続いてきた日本の雅楽。天王寺舞楽の伝承者である著者が、雅楽の精神史を通して、日本固有の宗教コスモロジーを探索する。
【目次】
序 雅楽のコスモロジー
一、「雅楽」と祭政
二、日本人の宗教的心性の根底――アニミズム
三、仏教の導入と外来音楽――聖徳大師が結びつけた仏教と「伎楽」
四、東大寺大仏開眼供養会の意義――聖徳太子の仏教音楽理念の実現
五、雅楽のコスモロジーの端緒としての八幡神
六、日本の雅楽の形成
七、浄土思想と雅楽
八、往生伝と往生講式――音楽成仏思想
九、内侍所御神楽儀――神道的エートスの核
十、楽所と楽家の成立と盛衰――近代までの雅楽伝承者
十一、神仏習合と雅楽の風景――中世・近世の雅楽のコスモロジー
十二、神仏分離と国家神道――「近代」雅楽への変異
雅楽年表/あとがき/索引
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