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「ほめて育てる」という考え方が広がっています。
しかし、「甘やかしては本人のためにならない」「どうもおべんちゃらっぽくてほめるのは苦手」という方も多いと思います。
その考え方はまったく間違っていません。
特に結果を残さなくてはならないリーダーや子供の将来を真剣に考えている親にとって「ダメ出し」は人としての本能です。
俗にいう「ほめ下手」な人たちはこれだけほめられたがっている人たちが多い昨今、ある意味正直に人生を生きている人たちなのです。
そして、正直なゆえ「生きづらさ」も人一倍感じている人たちです。
著者の「一般社団法人日本ほめる達人協会」理事長・西村貴好氏は、自身がかつてはまったくの「ほめ下手」でした。しかし、その資質や考え方はそのままに使う言葉をほんの少し変えることにより、「ほめ達!」に変身したのです。「ほめる」とは心にもないことは言わないこと、「ほめ達!」とはしっかり叱れる人。相手のことを真剣に考える「ほめ下手」だからこそ、人の心を揺さぶる「ほめ達!」になれるのです。本書は「心にもないことは言えないほめ下手」こそ、その正直さ、その不器用さを魅力に変えて素晴らしい未来を創っていく、その方法をお伝えします。
「ほめ方」を学ぶのではなく「心の在り方」を学ぶ、そんな1冊です。
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