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日本の製造業は利益率の低下に苦しんでおり、その処方箋の一つとして注目されているのがサービス化である。しかし多額の投資をしても、そこからの収益を十分に上げることができない企業も多い。
本書は、サービス・マーケティングで重要な「サービス・ドミナント・ロジック」に認知科学の理論も取り入れ発展させている。そして、サービスのモデル化がいかになされるのかを明らかにするのとともに、経営者の意思決定がサービスの構築にどのように影響するのか、また、顧客と企業のサービス部門、製造・開発部門という3者が協調する顧客志向のプロセス実現のさまを、先進事例と代表事例を比較し検討する。
高度な研究書ながら、社会的に大きな関心を呼んでいるテーマであり、実務家にも有用。
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