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忘れられた対外政策と知られざるトゥーラン主義運動!
日露戦争以後の戦前・戦中期の対外政策論は、
南進論と北進論に大きく整理されるが、
東西に向かうベクトルがあったことは忘れがちである。
西欧の白人主導の帝国主義の時代、
アジア系民族出自のハンガリーで形成された
トゥーラン主義
(民族的にはオスマン帝国のトルコ人、ソ連治下の中央アジアに
おけるタタール人などのテュルク系の人々、
ハンガリーのマジャール人、フィンランドのフィン人、
モンゴル人、満洲人、朝鮮人、そして日本人が含まれるとされた)
を受け入れた軍人の一部とアジア主義を掲げる知識人や活動家が
トルコやソ連邦内のイスラム系民族との交流を深め、
日本の影響力をユーラシア大陸全体に広げようと様々な運動を
展開した。
本書は、その知られざるトゥーラン主義運動の全貌と
イスラム政策のあり方を検証する労作である。
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