世界標準の戦争と平和

世界標準の戦争と平和

取り寄せ不可

出版社
扶桑社
著者名
烏賀陽弘道
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2019年10月
判型
四六判
ISBN
9784594082338

「安全保障って、さっぱりわからない」「尖閣とか北朝鮮とか沖縄基地問題とか、難しそう」「ニュースを見ても理解できない」「ミギとかヒダリとか怖そうな話ばかりが飛び交っていて、かかわりたくない」……。
そんな読者に向けて、米コロンビア大学大学院で「軍事・安全保障論」の修士号を取得した著者が、兎に角「わかりやすく」をテーマに懇切丁寧に説いた入門書です。
「こんなにわかりやすい話だったのか!」と目から鱗の話が満載で、読み始めると途中で止められないこと請け合いの面白さ。最後まで読めば、世界情勢がこれまでよりずっとクリアに見えてくる! ニュースを深く理解できるようになる!

この本で強調される大切な考え方
●世界の安全保障の主舞台は「海」である。
●「海」と「陸」の視点から世界や歴史を見ると、戦争と平和の話の理解が容易になる。
●安全保障は軍事とイコールではない。
●実際に必要な12の思考
・リスクを見積もる時、自国政府の公式声明や公式文書、報道発表だけに依存してはならない。
・自国政府の公式声明や公式文書、報道発表だけに依存した報道や論考、主張は警戒する。鵜呑みにせず疑う。
・100年単位、世界地図単位のビッグピクチャーから現実を見る。
・自国の視点だけから考えていてはいけない。相手国の視点から見れば、同じ現実でもどう見えるのかを考える。
・シグナリングを見落とすな。
・国際関係は異文化交流である。自国の価値観で他国の行動を評価・予測してはならない。
・事実と願望を混同してはならない。
・外政と内政は連続して一体である。
・2国間での政策は、他国との関係にも影響する。世界は2国間ではなく多国間で成り立っている。
・安全保障政策はベネフィット・ロスの差し引きである。
・「好き嫌い」「善悪」「勝ち負け」などの価値判断は現実を理解する敵である。
・政策決定は多様なプレイヤーが参加する重層的なプロセスである。単層的な思考をしてはならない。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top