アマディス・デ・ガウラ 下

アマディス・デ・ガウラ

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出版社
彩流社
著者名
ガルシ・ロドリゲス・デ・モンタルボ , 岩根圀和
価格
7,150円(本体6,500円+税)
発行年月
2019年10月
判型
A5
ISBN
9784779126291

不義の子アマディスのオリアナ姫との別離。

「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドリアゴとの死闘。

オリアナ姫との再会ならびに

「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など

「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせた

スペイン最古の騎士道物語の大長編、後半。



「…アマディスは勇猛なる恋する騎士たちの指針、明星、

太陽であって、恋と騎士道の旗印のもとに戦うわれらは、

すべからくそのすべてを真似るべきである。

そう言う次第であるから、友達のサンチョ、アマディスを

もっともよく真似る遍歴の騎士こそが騎士道の完成にもっとも

近くにいるとわしは考えるのだ。この騎士が分別、勇気、度量、

忍耐、ゆるぎなき愛を端的に見せたのは、オリアナ姫に疎まれて

ペニャ・ポブレに身をもって苦行に身を投じたときだった。」

(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第25章より)

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