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歯科医院の数は6万8000医院といわれています。
コンビニエンスストアの5万5000店舗より多いというのは、よく知られた話です。
また、日本の人口減少は止まりません。
厚生労働省の推計では昨年の減少数は約45万人とのことです。
患者となりうる母数自体が少なくなっています。
つまり、歯科医院を取り巻く経営環境は今後、
ますます厳しくなっていくことは避けられません。
さて、本書は全編がマンガで、主人公は医院経営で悩む歯科医師です。
「患者が来ない」
「スタッフは働かない」
こうした悩みの解決策として本書で紹介しているのが、ブランディングの重要性です。
自分自身を誰にでもわかるように明確にブランディングすることによって、
求心力ができ、リーダーシップが生まれてきます。
患者やスタッフから「選ばれる存在」になっていくのです。
ブランディングは、持たざる者が成功するための
「弱者の戦略」であり「凡人の戦略」でもあります。
本書のストーリーの舞台は歯科医院ですが、ミッションを明確化し、
リーダーシップを発揮して組織を舵取りするブランディングの手法は、
すべての業種業態に通じます。
歯科医院の院長だけでなく、すべてのビジネスパーソンに読んでいただきたい1冊です。
元スターバックスコーヒージャパンCEO、岩田松雄氏が推薦!
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