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激動する政治・社会とのかかわりから中国の「生ける法」がわかる
中国共産党が国を「指導」する体制、社会主義国家ゆえの国有を前提とした独特な土地制度、「農村」と「都市」とで異なる戸籍――。本書は、日本法の感覚からは理解しがたい現代中国法の理解のために、法の建前だけではなく政治との関係や社会的背景を踏まえた解説に力点を置いた入門書です。平易な記述はもちろん、充実したクロス・リファレンスや巻末の「用語解説」など、初学者への配慮は万全。法運用の実態への目配りも抜かりなく、弁護士や企業の法務担当者など、中国ビジネスにかかわる実務家も押さえておきたい最新の内容です。
第2版では、民法総則の制定をはじめ、統一民法典編纂作業の動向や知財強国を目指して激変する知財法制など初版刊行以降の法改正をフォローしつつ、一方で習近平政権下で進む「文革時代への先祖返り」とも評される集権化的な諸改革に着目。法と政治のコントラストがおりなす中国法の現在地がわかる一冊です。
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