FUZZYーTECHIE

FUZZYーTECHIE

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出版社
東洋館出版社
著者名
スコット・ハートリー , 鈴木立哉
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2019年10月
判型
B6
ISBN
9784491036304

アメリカ最先端のSTEAM教育に注目!

◇人間性を高める文系(ファジー)

◇機械化を進める理系(テッキ―)

二つの素養を持つ経営者や起業家たちがAI時代をリードする!

<デービッド・アトキンソン氏推薦!>

この本は単なる教育の話ではなく、これからの日本経済でどんな人材が必要なのか、大きなヒントが隠れている!


 本書は、STEM教育、つまりScience(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)とArt(芸術)の融合であるSTEAM教育に焦点を当てています。活躍中の起業家らの発言や功績などから紹介し、「テッキー(理系)」の活躍によって情報通信技術が民主化されはじめた現代において、「ファジー(〝曖昧な〟文系)」がアイデアとリーダーシップを発揮することで、人間にとってより豊かな時代を築くことができる、と主張しています。

 カリグラフィの学びを一貫し続けたスティーブ・ジョブズをはじめ、マッピング技術などすべて借り物で立ち上げたウーバーや推薦アルゴリズムによるファッションの提供する「スティッチ・フィックス」が立ち上がる際の「文系力」に着目。ほかに、高度に人間的な知識と判断力を要するアメリカ海軍の司令塔や、国連で食糧再分配のシステム構築に挑戦するヴァイオリニストなどが登場して、斬新な発想の素地に迫っていきます。

 一方で、「AIのカーテンの向こう側には人間がいる」として、マイクロソフトのチャットボット「エイミー」の失敗や、エコーチェンバー等に代表されるAIに対する無責任についての危険性にも警鐘を鳴らします。最終的には、「データ・リテラシー」や「ナラティブ・サイエンス」などの従来の文理を組み合わせた学問の登場に触れ、「ファジーとテッキーが組み合わさればなんでもできる」と締めくくる。

 知識の二極化の進行が止まらない日本において、これまで機械と人間の間に何が起こってきたのか、そして今後どうすれば人間は人間たりうるのかを知ることができる内容となっています。

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