夜行

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出版社
小学館
著者名
森見登美彦
価格
671円(本体610円+税)
発行年月
2019年10月
判型
文庫
ISBN
9784094067033

怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語

「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。

春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
--西行法師


【編集担当からのおすすめ情報】
第156回直木賞候補作にして2017年本屋大賞ノミネート作品。
「ダ・ヴィンチ」プラチナ本オブ・ザ・イヤー2017 第1位。
第7回広島本大賞受賞。
数々の栄冠に輝いたベストセラー、ついに文庫化!

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