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著者が研究当初より主軸に据えてきた正宗白鳥論の集大成!
子供時代より大病を患い死の恐怖と直面した著者は、同じく幼時より虚弱体質で生の不安、死の恐怖に怯えて過ごした正宗白鳥の作品に共感し、卒論、修論は共に白鳥に関するものであった。その後も長きにわたり白鳥について多くを書いてきた。
既に雑誌等で発表されたものを適宜改変、そして書き下ろし4章分を追加した、全24章の集大成である。
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