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治療からの脱落や体重のリバウンドの要因となる認知過程に焦点を当てた、画期的な肥満治療として注目されるCBT-OBの実践ガイド。本治療法は、従来の行動的技法に加え、認知面の評価に基づいた治療介入を行う、心理社会的なアプローチであることを最大の特徴とする。さらに、見通しの立てやすい段階的な課題設定や、患者を積極的に関与させる協同的な治療スタイル、個々人の肥満の要因に対応する個別化医療の視点など、治療効果の向上と再発防止に役立つポイントが押えられている。グループセッションや減量手術との併用、デジタルテクノロジーの活用を含め、多様なニーズを見据えて網羅的に解説する。肥満治療に新展開を拓く待望の翻訳。
原題:Treating Obesity with Personalized Cognitive Behavioral Therapy (ISBN 978-3-319-91496-1)
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