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羽柴秀吉が天正13年(1585)に築城した和歌山城の城下町を基盤として、明治22年に市制施行した和歌山市。その後、南海電鉄をはじめとする鉄道線の開通、住友金属工業(日本製鉄)などの進出により、臨海工業都市として発展するが、昭和20年7月の大空襲によって市街地の大半が灰燼に帰した。
本書では戦前の和歌山市を記録した貴重な写真をはじめ、戦災から復興する街のようすやそこに暮らす人びとを写した600点以上の写真を収録。それぞれの写真に丁寧な解説を付し、どんな世代の人でもページをめくるたびに、昭和の六十余年の間に移り変わってきた和歌山市の姿をたどることができる、地域の写真アルバムとなるよう努めた。
また、万葉集に詠われた景勝地・和歌浦をはじめとする「海辺の景観」、戦後復興のシンボルとなった「和歌山城の再建」、懐かしい「路面電車の音が聞こえた街角」など、当地ならではの話題や出来事もフォトコラムとして特集している。
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