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写実絵画ブームで「まるで、本物みたい!」と驚かれるような油絵が、SNSを中心にひんぱんに話題になっています。油絵は画面のツヤが美しく、大づかみにも細密にも描けて、輝くような色合いが特徴的です。塗り重ねによるリアルな表現に、もっとも適したアナログ画材です。
しかし、油絵は専門的な知識が必要だと考えられているので、独学で描くことは難しいのが実情です。太筆のタッチを荒っぽく残した粗雑な描き方の解説書がほとんどで、実物に迫るようなリアルな絵の制作方法を詳しく解説する技法書は、ごくわずかしかありません。
「油絵を描くのには長い時間が掛かる」というのも誤解で、描き方の手順さえわかれば、1日で仕上げることが可能です。本書は、実際にモチーフを観察しながら「短時間描き」を紹介する、画期的な油絵の技法書です。
●使用する絵具は3原色2タイプの6色プラス白色だけ!
絵具や道具が多いと、準備も片付けも大変です。絵具は3原色と白があれば、充分描くことができます。必要最小限の画材と用具を使って、短時間描きできる方法をていねいに紹介します。すぐに実践できるように、具体的な制作プロセスを多数掲載。描くモチーフを、果物や花などの静物画、人体表現としての「手」、そして写真から描く風景画に絞り、気軽に制作を楽しめるように手順を追って解説します。
●描き方の手順にルールがあり、それをマスターするだけ!
画面はB4サイズより小さめで、多くはA5サイズくらいです。1日?1.5日程度で描くので、果物や花のみずみずしさを観察しながら表現できます。大づかみな描き出しから、細密にリアルに描き込むコツを教えます。実は油絵具は比較的ゆっくり乾くので、なめらかなぼかしなどが上手く表現できる応用範囲の広い画材なのです。描く手順さえマスターすれば、驚くほどリアルな表現が誰でも可能です!
●目次
第1章 まずは画材に慣れましょう
第2章 グリザイユで描いてみましょう
第3章 静物1つを1日で1枚(0号、SMサイズ)描きましょう
※SMはサムホールのこと。15.8×22.7cmの大きさ。
第4章 1.5日描き(3号、4号サイズ)に挑戦してみましょう
第5章 写真から風景を描いてみましょう
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